家を売却する際にホームステージングをおこなうメリットと費用について解説

家を売却する際には、内見時に良い印象を持ってもらうことが大切なポイントです。
最近は、内見時の印象を良くするための方法として「ホームステージング」が注目されています。
そこで今回は、家を売却する際にホームステージングをおこなうメリットやかかる費用について解説します。
朝霞市や和光市で家の売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

家を売却する際におこなう「ホームステージング」とは

家を売却する際には、3か月から半年程度かかるのが一般的です。
しかし、立地条件や家の状態によってはそれ以上かかることもあり、売却が長引くと経済的にも精神的にも負担が続きます。
早く良い条件で家を売却するためには、ほかの家よりも興味を持ってもらい、さらに内見時に「ここに住みたい」と思ってもらえるような環境をつくる工夫が必要です。
そこで、対策の一つとして「ホームステージング」をおすすめします。
ホームステージングとは、「家を演出する」という意味の言葉で、売り出す家を家具や照明、観葉植物などで飾ってモデルルームのように演出する販売手法です。
最近は家の売却時に取り入れる方が増えています。

ホームステージングの効果

家を売却する際には、インターネットや新聞広告などに家の情報や室内の写真などを掲載して購入希望者を募るのが一般的です。
家を探している方は、立地条件や家の広さや間取り、価格などが希望に合っている物件をいくつか選択して比較します。
このとき、家をモデルルームのように演出した写真を掲載することで、ほかの物件より目を引くことができます。
また内見に訪れた際にも購入意欲が湧く効果があり、早く良い条件で売れる可能性が高まるのです。
もともと欧米では中古住宅の売買が盛んであるため、ホームステージングは当たり前のようにおこなわれています。
アメリカでは「ホームステージングによって希望価格より6％以上高く売れた」というデータもあります。
つまり「ホームステージング」とは、家の売却をサポートする効果的な方法なのです。

家の売却時に「ホームステージング」をおこなうメリット

ホームステージングには、家を良い条件で売却する可能性を高める効果があることを前章でお伝えしましたが、具体的にはどのようなメリットがあるのか知っておきたいですよね。
そこでここからは、家を売却する際にホームステージングをおこなうメリットをいくつかご紹介します。

メリット①家の第一印象が良くなる

家を売却するためには、まず買主に興味を持ってもらわなければ購入を検討してもらえません。
つまり、数多くある物件のなかで目を引き、内見に来てもらうことが売却に繋がる第一歩なのです。
ホームステージングをおこなった室内の写真を不動産情報サイトなどに掲載すると、その時点でほかの物件との差別化が図れ、より多くの方に興味を持ってもらえるでしょう。
そして、モデルルームのように飾られた家を内見してもらうことで、さらにほかの物件よりも印象が良くなることが期待できます。

メリット②買主が入居後の生活をイメージしやすい

ホームステージングをおこなった部屋は、家具がなにも置かれていない部屋を内見するよりも、広さを体感でき、実際の生活をイメージしやすくなります。
またモデルルームのように室内を演出することで、おしゃれでセンスのある生活空間を提案することもできます。
家の購入を検討している方は、いくつも物件を内見するのが一般的ですが、ホームステージングをおこなった物件は、おこなっていない物件よりも印象に残りやすい点もメリットです。
つまり、入居後の生活がイメージできることやおしゃれな空間の使い方を実際に見ることで、買主は購入意欲が湧き、販売期間の短縮にも繋がりやすくなるのです。

メリット③高く売れる可能性がある

ホームステージングは、プロがセンス良く室内をコーディネートするため、家の魅力を高めることができます。
通常、家を売却する際には買主からの交渉により、値下げに応じるケースが少なくありません。
しかし、家の魅力が高まることで購入希望者が増える可能性があります。
そうなれば、値下げをする必要がなく、想定していたよりも高い価格での売却が期待できますよ。

家の売却時に「ホームステージング」をおこなうとかかる費用

ホームステージングは売主にとって多くのメリットがありますが、実際に検討するにあたって、どれぐらいの費用がかかるのかを知っておきたいですよね。
そこで最後に、家を売却する際にホームステージングをおこなう場合の費用の相場をお伝えします。

ケースごとにかかる費用

家を売却する際、居住しながら売却活動をおこなうケースと、空き家を売却するケースがあります。
それぞれのケースごとにご紹介しますので、ご自身の状況に合わせて参考にしてみてください。
居住しながらホームステージングをおこなうケース
居住しながら不動産売却をおこなう場合は、家具などがすでに置かれている状態で、プロのアドバイスを受けながら自分でコーディネートするのが一般的です。
この場合の費用の相場は、約5万円です。
現在使っている家具や荷物の一部を一時的に預け、家具や小物などをレンタルして、プロにコーディネートを依頼することもできます。
その場合は、レンタル料金や搬入・搬出費用も含めて、10万円から15万円ほどを想定しておきましょう。
空き家でホームステージングをおこなうケース
空き家の場合は、家具や照明などをすべてレンタルすることになるため、家具の数やグレードによって異なりますが、15万円から30万円ほどかかるのが一般的です。
レンタル期間は3か月に設定されているケースが多く、売却が決まったら家具を搬出して返却することになります。
買主がそのまま購入したいという場合は、買い取ることが可能なケースもあるため、ホームステージングを依頼する際に確認すると良いでしょう。

DIYでホームステージングをおこなうことも可能

「ちょっとした小物で印象を変えたい」「コストを抑えたい」という方は、DIYでホームステージングをおこなうことも可能です。
ホームセンターなどで材料を購入して、自分好みにコーディネートをしてみても良いかもしれません。
しかしDIY初心者には難易度が高く、時間と手間がかかります。
また、売主の趣味が買主の好みと合わない場合は逆効果になる可能性があります。
多くの方に興味を持ってもらい、良い印象を与えるためには、プロにコーディネートしてもらうことをおすすめします。

まずは不動産会社に相談しよう！

ホームステージングをおこなう専門の業者が増えていますが、多くの場合は不動産会社が窓口となっています。
またホームステージングを手掛ける不動産会社もあるため、「ホームステージングについて知りたい」「プロにコーディネートを依頼したい」という方は、不動産会社に相談してみましょう。

まとめ

ホームステージングとは、家具や照明などで家をコーディネートし、モデルルームのように演出することです。
ホームステージングで家の印象を良くし、物件の価値を高めることによって、良い条件で売却できる可能性が高まります。
ホームステージングでライバル物件に差を付け、早期売却、高値売却を目指しましょう。
「YKホーム」は、お客様のご要望に沿った販売方法をご提案します。
ホームステージングについてのご相談にも応じますので、朝霞市や和光市で不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。