住みながら不動産を売却する方法とは?メリット・デメリットや注意点について解説

2022-09-20

住みながら不動産を売却する方法とは?メリット・デメリットや注意点について解説

特に家に住みながらの売却だと、生活感がでてしまい、不利だと不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで家に住みながら上手に売却する方法やメリットとデメリット、注意点について、朝霞市や和光市で空き家を所有している方に向けて解説します。

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住みながら不動産を売却する方法とは

住みながら不動産を売却する方法とは

一般的に、家を売却する場合には空室にしておいたほうが、売りやすいといわれています。
確かに、空室にしておくと不動産会社主導で不動産の売却に専念することができますし、内覧もいつでもできます。
その結果、内覧の機会が増えるため、売れやすい傾向にあります。
しかし、住みながら売却にも空室での売却にはないメリットがありますので、それを上手に利用することで高く売ることも可能でしょう。

売り先行について

住みながら売却は、売り先行となります。
売り先行というのは、今の家を住みながら売却して、その後新しい家を探すことです。
売り先行をすることで売却した資金を住宅ローンの残債の返済や次に住む家の購入資金に充当することができるので、手元に十分な自己資金がなくても新居を購入することができるでしょう。

リースバックについて

次にご紹介するのが、リースバックです。
リースバックとは、自宅を不動産会社などに売却して、買主である不動産会社が大家となって、売却後は賃料を支払うことでその家に住み続けることができる仕組みです。
リースバックのポイントは次のとおりです。

  • 不動産会社が自宅を買い取る
  • 賃料を払えば売却した自分の家に住み続けることができる
  • 自宅に住み続けながら次の家をゆっくり探すことができる

ただし、リースバックの難点は、買取価格が相場の70%程度になるということです。
また、リースバックの年間賃料については、買取価格の10%程度になります。
そのため、1,500万円で買い取った場合には、月額の賃料は12.5万円になります。
リースバックの賃料は、周辺相場というよりも収益性で決められることが多いので、割高の場合があります。

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住みながら不動産売却をする際のメリットとデメリット

住みながら不動産売却をする際のメリットとデメリット

次に不動産売却を家に住みながらおこなう場合のメリットとデメリットについて解説します。

住みながら不動産売却をするメリット

まず、家に住みながら売却活動をする場合のメリットは前述しましたが、売り先行になるので、自己資金が少ない場合でも、売却することで住み替え費用に充当することができるということです。
ほかにも内覧に来た方に生活するイメージをもってもらえることができるというメリットもあります。
ただし、ここで注意をしないといけないのは、室内をしっかり手入れして、整理整頓をするということが大前提だということです。
汚れた状態をそのまま放置していたり、ペットの臭いや生活臭を内覧に来られた方が感じてしまうと、購入を避けられてしまう恐れもあります。
また、内覧に売主が立ち会うことが多く、家の魅力を伝えやすいというメリットがあります。
家の中の良さや家の周辺情報など売主が知っている魅力を内覧に来られた方に伝えることができます。
しかし、内覧の場合には、いいことだけでなく悪いことも質問されますので、その場合は正直に伝えることが大事です。
また、住みながらの売却だと、その家で生活をしていることで、換気や掃除がされるため、家の劣化を抑えることができます。
通常空き家になると、誰も人が住まなくなるため、換気をしないと湿気によって室内が劣化してしまいます。
ところが、住みながらの売却では換気や掃除をおこなうため、物件の劣化を抑制することができます。

住みながら不動産売却をするデメリット

次に、住みながら売却する場合のデメリットについて解説します。
まずデメリットとして挙げられるのは、内覧のスケジュールの調整が大変だということです。
空室の場合ですと、不動産会社に任せる形になるので、特に休みの日にスケジュールをあわせる必要はありません。
ところが、住みながら売却活動をしている場合には、自分のスケジュールを優先してしまうと、販売の機会を逃がすことになります。
内覧は、不動産を売却する上での最も成約に影響するものですので、内覧に来られる方のスケジュールに合わせるという姿勢が重要です。
具体的には、土曜日や日曜日、祝日に内覧が集中しますので、不動産を売却している間は、内覧中心の生活として、休日等は内覧に備える必要があります。
もう1つのデメリットとしては、メリットのところで少し言及しましたが、生活感を出しすぎると、購入をさけられてしまう恐れがあります。
そのため、部屋の整理整頓をするだけでなく、場合によってはハウスクリーニングなどをしてきれいにしておく必要があります。

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住みながら不動産を売却する場合の注意点について

住みながら不動産を売却する場合の注意点について

住みながら売却活動をしていく上で特に注意をしないといけないのは、内覧対策と売却活動をしている間の事前調査です。

内覧対策

内覧は売却活動のなかでも購入に繋がる重要なものです。
そのため、まずは内覧対策をしておく必要があります。
内覧対策として必要なことは、内覧に来られた方が、この家に住みたいと思ってくれるようにしっかり準備しておくということです。
具体的には次の3つを実行することで内覧に来られた方に好印象を与えることができるでしょう。

  • フローリングの掃除
  • 水回りをきれいにする
  • ハウスクリーニング業者にしっかり掃除をしてもらう

新築のマンションを分譲する場合には、必ずモデルルームが設置されます。
これはモデルルームに来た方が、自分たちの新生活をイメージできるようにするためです。
内覧も全く同じです。
内覧に来られた方が、きれいな室内を見て新生活のイメージができるようにしましょう。
内覧で次に気をつけないといけないのは、生活臭を払拭するということです。
家にはその家独特の匂いがあります。
その家の匂いは、生活をしているとなかなか気付けないものです。
そのため、しっかり換気をして、状況によっては芳香剤などを使って、生活臭を消すようにしましょう。

次に住む家の事前調査

最後に注意をしておきたいのは、次に住む家の事前調査です。
不動産の売却は査定、売買契約、引き渡しといった流れになりますが、期間は3~6か月ほどかかります。
この期間に引越し先の調査をしておきましょう。
事前にしっかり準備をしておけば、転居先が決まらないまま引き渡し日を迎えてしまうことがありません。
事前に準備をしておかないと、新居が決まるまでホテル住まいということになりかねず、その場合は余計な出費がかかってしまいます。
そういうことがないようにするためにも、事前準備が大事です。

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まとめ

このように住みながらの不動産の売却は売主だけではなかなかできるものではありません。
特に内覧対策をしっかりやることがとても大事です。
スムーズに売却活動をしていくには、信頼できる不動産会社をパートナーにすることが大切です。
YKホームでは、創業以来ずっと不動産売却のさまざまなお手伝いをしてきました。
朝霞市・和光市にお住まいで不動産売却を検討されている方はぜひご相談ください。

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